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【名探偵コナン】misty【降谷零/沖矢昴】

第7章 純黒と悪夢


赤井はライフルケースからライフルを取り出す。
車の上にライフルを固定し構えると、も胸から拳銃を抜き赤井と同じ方向へ構える。

降谷が追いかけていたはずの旧車が逆走し達の方へ向かってくる。 
旧車に乗る女は進行方向を塞ぐ人間を認識し驚く。 
 
「ライ!?…とミスティー?…面白い、轢き殺してやるよ!!」

赤井が狙うライフルの軌道から逃れるように姿勢を低くしフロントから姿を消す。
スコープを覗く赤井はフロントから一度狙いを外した。

旧車はどんどんスピードを上げる。  

赤井がタイヤを撃つと、も車の重心を外に向けるためホイールを狙い撃つ。

ハンドルをとられ制御不能のままタンクローリーに側面から衝突すると旧車は高架下へ落ち爆発した。

いまいち状況の飲み込めないは心配そうに赤井へ視線を移す。

『え…爆発したけど…』
「……」

赤井はやはり口を開かない。
暫くすると降谷も逆走し戻ってくるや否や車を降り赤井に近づのを眺める。

「赤井、貴様…」

「も何でここに居るんだ!」
『えっと、秀一を見かけて追い掛けて…?』

けたたましいサイレン音が響きはじめると、降谷に「行くぞ」と言われそそくさとも車を出す。

降谷としては危険な事には関わらずに居て欲しいが何せ言う事を聞かず"感覚"で動く彼女。
そんな彼女はまた勝手に首をつっこんだ事を怒られた。

「、よりによって何で赤井と…」
『深い意味はないよ!なんとなく…見つけたから?』

大きなため息をつきジト目でを見る。

「頼むから危ない事に首をつっこむのはやめてくれ」
『う、うん。ごめんなさい』
「明日のポアロは行けそうにない、梓さんに伝えてくれ」
『うん、わかったわ。零も無茶しないで』

彼を見送り帰宅した。
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