• テキストサイズ

今宵、貴方と求め合う【短編集】

第7章 ※冨岡義勇【鬼滅の刃】


冨「お前が好きだ。」



✄--------------✄




蝶屋敷で眠っていたら突然和風のお部屋に閉じ込められました。



起きたらこの部屋にいた、という感じです。



…とある世界ではこれが日常茶飯事の様に起こっていると。

その現象の名は、ご都合けっk…




まあ雑談はここまでとして。


今、私のお隣には柱の冨岡様が鎮座しております。



何故柱の冨岡様まで閉じ込められたのかはわかりませんが、きっと何かしら出る方法はあるはず…



私は立ち上がり、部屋を一通り見渡す。



布団が1つ、障子は開かない、2段の引き出しと3段の引き出しが1つずつ、ここからではよく見えないが、看板らしきものが1つ。



この部屋にはそれくらいしかものがない。



何かカギがあれば、と思い、私は引き出しへと向かう。


すると、冨岡様が私の後を追ってついてくる。


冨「俺は此方の3段の引き出しを調べる。」

どうやら、一緒に探してくれるらしい。




「では、私は2段の方を調べますね。」


私たちは別れて引き出しを調べる。



私が引き出しの上段を開けると、


何も無かった。

下段にも無かった。


3段の方でなにか見つかってれば…と冨岡様の方へ向かう。



「何か見つかりましたか…って冨岡様?」



冨岡様は1枚の黒い紙を見つめて黙りこくっている。



私は後ろからその紙を覗くと、赤い血のような文字でこう書かれていた。


『性交しないと出られない部屋』…?




途端、私はその意味を理解して畳にへたり…と座りこんだ。
/ 57ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp