第2章 青八木くんとの出会い
入学式を終え、私のお母さんと純太のお母さんが先に帰ってお茶をしに行きたいとのことで
私達はのんびり歩いて帰ることにした
手嶋「あかりは自転車のマネやるんだっけ?」
「当たり前じゃん!純太は?」
手嶋「俺はバイトでもすっかなぁ…そんで女の子と遊ぶわ」
「相変わらずの女好きなんだからっ!」
手嶋「お前もさっさといい彼氏見つけるんだぞ?高校で彼氏いないのは辛いぜー」
「私は自転車競技部の部員の皆さん一筋でいきますからっ!」
純太はそこそこ女の子からモテる
まぁ…かっこ悪くはないから
私も男の子から何度か告白されたりはするけど…イマイチピンと来ない
ここだけの話、私のタイプの子ってあんまり喋んない子なんだよねー
何て言うか…クールな感じ
それを純太に言ったら
「今泉とかよくね?」
なーんて言われちゃった
今泉くん…イケメンだしクールだけど年下だし…なんか怖くない?
なかなか都合のいい子は見当たらないよねー…