第6章 初めての合宿で
「…あの、この合宿で1000㎞を時間以内に走れなかったら…」
金城「当たり前だがインターハイでは選外だろう」
「…そうですか」
私は二人に…純太と一くんに…インターハイ、出てもらいたいなぁって思った
巻島「ま、1年生は今年は無理ッショ」
「えっ!?」
ガーンッ…いきなりショックなこと言われちゃった
巻島「俺ら上級生は1年以上この合宿を経験している…そう簡単に1年生には抜かれないッショ」
金城「そもそも1年生はじきに嫌になって走ることを止めるだろうな」
…そっか、やっぱりそうだよね
経験が物を言う
それがスポーツの世界…