第6章 初めての合宿で
巻島「1年生は誰もが1000㎞走りきれる走りをしてねぇッショ…でも手嶋と青八木は違う」
金城「あいつらは1000㎞走りきる気でいる」
…純太と一くんの走り…
そう思っていると、目の前を再び純太と一くんが横切った
手嶋「青八木ィ!行くぞ1000㎞!気合い入れろ!」
青八木「…」
二人のペースは疲れて落ちてもおかしくないのに…むしろ少しずつ上がっている
巻島「ま、そういう事ッショ」
金城「あの二人は今、1000㎞走ることしか考えていない」
巻島「他の連中は誰がインターハイに出るかだの今日は何㎞でいいやだのぬるい考えてるからなぁ」
金城「この合宿は4日間で1000㎞走る…それ以外に余計なことを考える必要はない」