第6章 初めての合宿で
マネージャーの私は一人一人の周回タイムを計測し、計算を行い、後どのくらい上げたらいいかを報告するお仕事をした
補食、ドリンクはカントクさんがやってくださっていたもので、私は自分のできる仕事をしっかりとこなした
それにしても暑い…
立っているだけでかなり汗が出てくる
こんな中皆…走っているんだね
「あっ!純太!一くん!」
しばらく眺めていたら1周目を回ってきた純太と一くんが見えた
純太の少し後ろを一くんが走っている
「二人とも!このままのペースキープすれば充分間に合うよ!ファイト!」
手嶋「おう!」
青八木「…」
まださほど疲れている様子が見えない二人が私の目の前を風を切りながら通過した
頑張れ…二人ならできるよ