第5章 1年生レース…そして合宿へ
田所さんの言う様に、一くんは自分の体力のマネージメントが上手くできていないようで、帰ってきた今ではもう完全にバテている
すごく苦しそう…
田所「いいか、お前の走りはな…」
手嶋「あいつも俺と同じで才能には恵まれてないんだなぁ…」
「純太…」
手嶋「あかり、平凡な俺らはやっぱここいらが限界なのかもしれねぇわ」
そう言うと、純太は少し悲しそうな顔をした
無理ないよね…1位から8位までは大接戦だったのに
そこに5分も差をつけられてゴールしたのだから
落ち込まないはずがない