第4章 総北自転車競技部入部!
手嶋「あー、そうそう、あかり」
「え?なぁにー?」
純太は私の方を見た
割と真剣な顔して
手嶋「…他の部員に変なことされたら真っ先に俺に言え」
「…はい?」
手嶋「だからその…好き、とか言われたり…一緒に帰ろ、とか言われたり…」
「んなことあるわけないでしょ!?何余計な心配してんの!?」
ったく、マネージャー何だと思ってんの!?
いや…まあ実際安全とは言えなさそうだけど
「帰りは純太としか帰らないし、好きでもない人に好きって言われても断るに決まってんじゃん」
手嶋「…フッ、だよな」
…私が好きなのは
一くんだけだもんっ…