第3章 青八木く…いや、一くん!
次の日、私達は青八木くんと約束した通りに食堂へやって来た
いわゆる学食というやつ
すごい…中学に学食なんか無かったからすごいこういうの憧れてた
手嶋「おっ、いたいた。おーい!青八木ー!」
食堂前にいた青八木くんを呼ぶ純太
その声に青八木くんはちょっぴり驚いていたようだ
手嶋「ごーめんごめん、待った?」
青八木「…待ってない」
手嶋「そっかそっか、んじゃ、行こうぜ!君とはゆっくり話をしたいんだ」
青八木「…」
青八木くんの肩を組んでズカズカと食堂に入っていく純太
「ちょっと待ってよー!」
私も置いてかれないように小走りで二人に着いていった