Second reincarnation【ツイステ】
第6章 部活動見学Part2
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「おい…さっきのなんのつもりだ」
「ほんの出来心ですよ。ちゃんと止めはするつもりでした」
「はー…どーだか」
あの時レイが、オレの言葉を聞かずに走ってアズールの元に行ってしまったらと思ったらゾッとする
別にアズールを悪者だと言うつもりはない
願いを叶える代わりに対価を要求するのは当たり前のことだが、願いの大きさによってはかなりの対価を払わないといけなくなるのは当然のことだ
だからあまりこの手の話を聞かせたくなかったんだが…
隣でニコニコと微笑むジェイドの顔を見てため息を吐く
本当かどうかわからないのがまた頭にくる…まぁいつもだけど
改めて泥払いをして、キノコの入った籠を背負い直す
「今日の賄いはキノコのリゾットとキノコのパスタでどうでしょう」
「オレは何でもいいけどフロイドとアズールに絞め殺されても知らないからな」
「それは困りますね…ではシロさんと僕だけそのメニューにしましょうか」
「その方が無難だな…何でもいいからとりあえず腹が減った」
「開店前に、間食としましょうか。人間の体は燃費が悪いの、本当に困りものですね」
そんなことを話しながら、山を愛する会はその場を撤収するのであった