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【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第20章 ー期末テストー



モニター室に戻るとクラスの殆どがいる

「神無月さん!凄かったよ!
相澤先生相手にあんな互角に戦えるなんて」

「ほんと!私らなんて瞬殺だよ!?」

「やっぱ神無月はすげぇよなー!」

そして私と先生が帰ってくると同時に
ワラワラと囲まれ皆口々にそう言う

『皆…あれはハンデあったからだよ
万全の先生なら…私なんかすぐ捕らえてる』

そう…あの両手両足の重りがあったから勝てた
じゃないとあんなスムーズに行くわけない

そう思ってるとポンと頭に手が置かれ
優しく笑う先生がこちらを見ていた

「それでも俺に勝てたのはお前の実力だ
……自信持てよ、お前は強い」

『…先生』

再度また頭をポンポンとすると
先生は"講評するぞ"と言って皆を集める

結局演習試験をクリア出来なかったのは

電気・鋭児郎・砂藤君・芦戸さん
そして初っ端ミッドナイトの個性によって
眠らされ戦線離脱した瀬呂君の5人だった

『鋭児郎…大丈夫?』

授業後落ち込む彼に声を掛けるが
見てわかるくらいに落ち込んでいた

「林間合宿行けないとか…あぁー!
…俺先生に手も足も出なかった」

『相手はプロだし…個性の相性もあるよ。
それに鋭児郎の個性磨けばもっと凄いと思う』

「…お前…本当良い奴だな」

目をウルウルさせながら言う彼
その手を引っ張って立たせ背中を押す

『本当の事言ったまでだよ(笑
…ほら!勝己のとこ様子見に行くよー!』

「ははは、そうだな!
爆豪迎えに行ってやるか!」

普段の笑顔に戻った鋭児郎と共に
オールマイトとの戦闘で負傷し
未だ目が覚めない勝己の元へと向かった

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