• テキストサイズ

【ヒロアカ】〜復習に囚われた天使〜

第16章 ー募るそれぞれの想いー



あれから流れで轟君と帰ることになった

『轟君は2連休何するの?』

「俺は…母さんに会いに行こうと思う」

過去の話を聞いた限りじゃ
彼がお母さんに会うのは数年振りか

そう思えるようになったのはきっと
デク君との戦いがきっかけなんだろう

『そっか…沢山話出来るといいね』

「あぁ…神無月はどう過ごすんだ?」

『私は…九州のおばあちゃん家に
顔出しに行こうかなって思ってる』

そう言えば轟君も"そうか"とだけ言う

そして轟君が降りるバス停に着くが
何故か彼は降りる素振りすら見せない

『轟君降りないの?』

「…もっとお前と話したい
お前の家行っても、いいか?」

少し赤くなりながらそう言う彼

『じゃあ、夕飯も食べていきなよ!
帰りスーパー寄って行こう♪』

深い意味もなくそう言った私に
優しく微笑む彼の笑顔は可愛い

そして私の最寄りのバス停で降り
スーパーで軽く食品を買って家へ向かった
/ 198ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp