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【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第15章 ー雄英体育祭・ガチンコバトルー



それから観客席の方へと戻ると
クラスの皆から暖かく迎えられた

「椿紗ちゃんお疲れ様ー!
試合凄かったよ!格好良かった!」

「てか本当の個性って何なの?!」

『あ、ありがとう…最初と違うけど
私の本当の個性はインフィニティ(無限)』

私がそう言うと傍にいたデク君が
ブツブツ言いながらノートに書き込んでいく

その際にちらっと見えた
"将来の為のヒーロー分析No.13"という文字

努力家な彼の積み重ねてきたものだろうか

「神無月さんもっと詳しく聞いてもいい?!」

『ふふ…いいよ』

目を輝かせながら質問してくる彼に
試合を見ながら応えれるところだけ応えてく

そして気付けば1次トーナメントの最終試合…
お茶子ちゃんと勝己の対決となった

ゼログラビティ(無重力)のお茶子ちゃんと
爆発の強個性を持つ勝己のどっちが勝つのか

「麗日さんが触れて浮かせれば
主導権握れるんだけど…」

『でも勝己の戦闘能力はずば抜けてる』

(今まで鍛えてきた私でも互角で
戦えるかなって感じだからなー
今まで戦闘したことない彼女じゃ…)

そんな事を思いながら彼らの試合を観戦する

だが予想通り圧倒的な力の差ー
勝己の攻撃によりボロボロの彼女がいた
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