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仮面ライダーウィザード 

第15章 「帰って来た映画監督」




晴人《まぁいいか。とりあえず》

晴人は変身を解いた

晴人「大丈夫?怪我は?」

「いや、助かったよ」

晴人「えーっと…前にどっかで会ったっけ?」

『そんな聞き方ひどいよ、晴人』

晴人「そうか?」

「さぁ…勘違いじゃないか?じゃ、ありがとな」

青年は立ち上がり、去ろうとした

晴人「ちょい待ち」

「まだ何か…?」

晴人「このままサヨナラってわけにはいかないんだよね。あんたのこと、守らせてくんない?」

青年を無理やり面影堂に連れてきた


ガチャッ


晴人「ただいまー」

『ただいま』

輪島「おぉ、晴人、、おかえり」

晴人「ゲートを見つけた」

「だから俺は別に…」

晴人「しばらく隠れてた方がいい。あんたの命がかかってんだ」

『そうですよ。しばらくの間ですから…』

「さとっち…?」

『え…?』

「さとっち…!!」

面影堂の中にいた女性が勢いよく立ち上がった

「あ、や、やぁ……千鶴…」

千鶴「…やぁじゃないわよバカ!!」

千鶴は青年の胸ぐらを掴んだ

は晴人の後ろに隠れた

『(この人怖い…!)』

千鶴「みんながどんっっっだけ心配したかわかってるの!!?」

「ご、ごめん…!」

千鶴「卒業してから半年以上…どこで何してたの…?」

「えぇ…?あ…えっと…えっと…ファントム!ファントムから逃げてたんだ!!」

千鶴「何それ…。まさか…!!借金取りにでも追われてたの!!?」

晴人「あーいや、あの、ファントムっていうのはバケモノ。えー…簡単に言うと、命狙われてんだ。彼」

千鶴「え…!?」

瞬平「ていうか…」

凛子「あの…そちらの方は…」

千鶴「石井悟史。さっき言ってた…行方不明の監督よ」

「「「えぇ…!!?」」」


そして晴人が魔法使いだという証拠を見せた

“コネクト”のリングで瞬平の持っているドーナツを動かずに取った

千鶴「ホントに魔法使いなんだ!!」

晴人「そういうこと」

千鶴「それじゃあ…さとっちがバケモノに狙われてるっていうのも?」

悟史「ホントホント」

千鶴「ふ~ん…そっか。それじゃあ映画どころじゃないよね」

悟史「え…?」

千鶴「あの映画。未完成のままなんでしょ?」

悟史「…あ。そう!そうなんだよ!!編集が残ってて…」



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