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仮面ライダーウィザード 

第2章 「指輪の魔法使い」




かつて魔法は化学と並ぶ学問で
しかし文明の進歩と共に魔法はいつしか忘れ去られた

時は流れ、現在、化学では解明できない恐怖を
魔法で振り払う1人の男がいた

人は彼を魔法使い「ウィザード」と呼ぶ



『はぁ…』

何だか今日は曇り空

店長「あら、ちゃん。溜め息つくと幸せが逃げるわよ~?」

『む~…』

ここはドーナツショップ「はんぐり~」

ヒマな時間があれば訪れる、かなりの常連になっている

店長「さっき晴人くんも来たわよ~?」

『へぇ~…』


《ヒヒーン!》


『ユニちゃん…?』

の足元にはプラモンスターのブルーユニコーンが

『ファントムを見つけたのね』

《ヒヒーン!》

『ごちそうさま。店長さん』

店長「はーい♪また新作用意してるわねー!」

『はい』

本当はケーキの方が好きだけど

『案内よろしくね、ユニちゃん』

《ヒヒーン!!》

は走り出した

晴人「!」

『晴人…!』

晴人はにヘルメットを渡した

晴人「行こう。乗って」

『うん』

は晴人のバイクに乗ってファントムのいる場所へ向かった


―――――


着いた場所は倉庫

『ここにファントムがいるのー!?』

晴人「!!」

『なにー!??』

晴人「そこの壁、壊してくれ!!このまま突っ込む!!」

『そんなことに使うんじゃないんだけどー!!』

晴人「怪我したくないだろー!?」

『まったく…』

の手のひらから弓矢が現れた

弓矢を構え、倉庫の壁に向かって矢を放った


ドゴォン!!!!


晴人「しっかり掴まれよ…!!!」

『きゃっ…!!』

いきなりスピードを上げて倉庫に突っ込んだ


《コネクト プリーズ》


晴人がバックルに指輪をした手をかざし、魔方陣からウィザーソードガンを出し、ファントムに向かって撃った

ファントムは人質を取っていたが、人質を避け、ファントムの頭に当たった

《角が…!!貴様…魔法使い…!?》

「魔法使い…?」

《おのれ~…ふっ!!》

ファントムは晴人とに向かって攻撃した


ボッ!!!!


晴人「!!」

晴人はを自分の方に引き寄せ、ウィザードに変身した

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