• テキストサイズ

君と見るセカイの色は【マギ】

第1章 開かない扉



煌帝国宮殿。


皇族が住む屋敷から続く、誰も知らない長い廊下。

そこをさらに奥に曲がると、宮殿らしからぬ古い建物。
明かりは薄暗く、床は軋む。

しばらく進むと、見えてくる古びた扉。

そこからは、毎日うめき声が聞こえるんだって…。
助けてって…。



「ぎゃー!!!」

幼い男児が叫ぶと、姫と呼ばれる女児は笑った。

「ふふふ。白龍は怖がりねぇ。」

「姉上ぇ……。」

バアアアアン!!!
突如部屋の扉がすごい勢いで開かれた。

「「ぎゃーー!!!」」

「白瑛!白龍!何時だと思ってるんだ。」

顔を出したのは1人の青年。

「うぇ…白雄兄上…。」

「もう、びっくりしたではありませんか。」


幸せな時間。
この後兄弟は引き裂かれ、彼が心に闇を抱くのはまだまだ先の話
/ 64ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp