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名前も知らなくて
第2章 ようこそ猫の高校へ
黒尾side
隣の家に住む幼なじみの家
チャイムを押すと
珍しく
不機嫌な様子でインタホーンから
『…今行く』
って言う声が聞こえてきた
まぁ、起こす手間が省けて助かるけど…
しばらく玄関前で待ってると
まだ眠そうな顔の研磨が出て来る
研磨 『クロ…おはよ。』
『はよ、何だよ今日は珍しいーなァ?』
研磨『…ちょっとね、徹夜みたいな』
『!、お前夜通しでゲームやりやがったな』
変わらずいつもの他わいも無い話で
学校へと向かった
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