第22章 美形ほどないものねだりをする
義経「_私は、見ての通り非力です。やせているし背も低い。でもだからこそ作戦を練る方なんです」
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義経「民谷伊衛門(たみやいえもん)がタクシーに!?精兵で様子を探り針山の上から坂落としを仕掛けなさい!」
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義経「…まァ、この作戦を決行する前に伊衛門は御用になりましたが……」
鬼灯「その節はどうも」
貴方「彼の兵法は奇襲が多く人を使うのが上手い。感心します」
義経「いえ…私自身が強くないからですよ」
鬼灯「しかしその細さを買われてCMに出ることも多いんですよ」
シロ「あっそういえばポスターになってた」
シロが見ていたポスターが正にそれだった
鬼灯「私達が今日来たのもそれなんです。今年のお盆のポスターにぜひ貴方を……」
貴方「今年は雅な雰囲気で…」
義経「私が悩んでいるのはそこなんです」
義経「私はもっとこう……アーノルド・シュ●ルツェネッガーとか……ああいう人に憧れるのです」
シロ「なんでえ~~?ぜいたくだよぉ桃太郎に失礼だよ」
鬼灯「失礼なのは貴方ですよ」