第1章 * in the bed room
先週、ゆめと初めて身体を重ねた、あの火事のあった夜。
その柔らかな身体を思い出し、下半身が否応なく反応する。
欲望のままに、ゆめに触れる。
首筋に、今度は噛み付くようにキスをして、するりと脇腹から服の中に手を滑り込ませ、ブラを付けていない柔らかな胸を撫でる。
胸先を指がかすめると、「ん…。」と可愛い声が漏れる。
もっと聞きたくて、一気に首元まで服をたくし上げると、胸の谷間辺りには、自分がつけた赤い跡が微かに残っていて、体がさらに熱くなる。
感触を楽しむように揉んで、少し立ち上がった胸先を摘むと、ゆめがビク、と震え、「あっ…」と声を上げる。
そのままコリコリ、と指で弄びながら、反対の胸をペロリと舌で舐め、ちゅう、と吸い上げたり飴玉みたいに転がす。
「あっ…あ…ん…。」
中途半端に残った服が邪魔で、「ゆめ、少し背中上げて。」
と背を上げさせて、一気に脱がせ、自分も着てたスウェットを脱ぎ捨て、もう一度押し倒すと、ゆめと目が合う。
上気した頬、潤んだ瞳、可愛くて仕方がなくて、理性が飛んでいく。
キスをしながら再び胸に触れると、ゆめの声が、キスに溶けていく。
無意識にか、揺れる腰が艶かしくて、下半身が痛いくらい反応してしまう。
今すぐに挿れたいのを我慢して、ゆめのズボンに手を伸ばす。
下着の上から筋をなぞるとゆめが、ビク、と反応する。
そこは下着が意味を為さないくらい濡れていて…。
「ゆめ、すげー、濡れてる。」
熱い吐息を吐いて、ゆめを見つめると、「言わないで…。」と片手で隠した顔を背ける。
その仕草が堪らなくて、顔を隠していた手を絡めとって、「あっ!」とビックリしてるゆめに、少し乱暴に口付けると、柔らかな太腿やお尻を彷徨っていた手を、下着の横から忍び込ませ、トロトロに溶けたそこに直に触れる。
ビクリとゆめが震える。
ヌルヌルのそこを前後すると、ゆめから「んっはぁ…。」と切ない吐息が漏れる。
淡い茂みの中の突起に指が触れると、「あっ…。」と強い刺激にゆめの腰がビクリ、と逃げる。
その腰を引き寄せ、ゆめの愛液でぬめる指で、そこを執拗に責めると、ゆめの声が高くなる。
「あっ…あ…んっ。」