第2章 別れと出会い

｢呼び方なんでもいいですか？｣

佐久早｢好きにすれば｣

｢じゃあ、臣先輩で！｣

佐久早｢…｣

｢明らかに嫌そうな顔しないでくれません？
なんでもいいって言ったの臣先輩ですよ〜笑｣

佐久早｢俺、一応先輩なんだけど｣

｢知ってますけど、あまりそういうの気にしないタイプかと思ってました｣

佐久早｢…｣

｢というか、元也先輩がそういうタイプなのでそうかなって｣

佐久早｢お前、先輩を気にしないって言ってる割には敬語だよな｣

｢そこはある種壁というものですよ先輩後輩の｣

佐久早｢あっそ｣

｢あ、ここ私の家です！｣

佐久早｢ふーん、じゃ｣

｢ありがとうございました！｣

佐久早｢やっぱ、敬語要らない。なんか、呼び方それで敬語ってなんか、意味わからない

俺の前だけでもいいから
お前の素出して
じゃ、ジャージ忘れるなよ明日｣

｢え、あ、はい、あ、うん、！
（なんか、思ってたよりいい人だ）

では、…臣先輩気おつけて帰ってください。｣