第10章 思う 思わない
東峰「今の1発凄かった」
日向「!! あざすっ」
影山「練習中断さしてすみませんでした!!」
澤村「あっうんっいやっ」
影山「試合の続き」
影山/日向「お願いします!!」
烏養「…先生」
武田「?」
烏養「あの2人…」
武田「?日向くんと影山くんですか?」
烏養「同じ中学出身か?それとも小学校からとかか?」
武田「え??いやいや!彼らはこの前あったばっかりですよ?
最初は馬が合わずに大変だったみたいで
烏養くん?」
烏養「…非常だな…」
武田「えっ」
町内会:烏野高校=20:18
嶋田「なかなかやるなあ高校生…!」
「嶋っちサーブ!」
嶋田「おっさんも本気出しちゃうんだぜ」
トトトッタツ
(!ジャンプフローター)
澤村「日向!」
日向「!よっしゃ!」
くるっ
日向「ボェーッ!?」
嶋田「わはは!みたか!」
滝ノ上「大人気無ぇーっ」
武田「んんんっ!なんですかっ!?特にすごい威力のサーブって感じじゃあないようでしたけど…」
「ジャンプフローターサーブです
無回転サーブと言われることもあります
無回転で打つことでボールの軌道がぶれて急に曲がったり落ちたりするんですよ」
武田「ま…魔球見たいですね…!かっこいい…!」
烏養「サッカーでよブレ球って聞いたことねぇ?あれと同じだよ
ちなみにボールの種類によってぶれ方が違ってくる
今日使ってんのはぶれにくい方で」
武田「あっちょっ待って今メモをっ」
「もう一本!」
田中「わちょっ!」
烏養「これで4本目…
1年コンビがとにもかくにもレシーブだな…とくに一二年」
町内会:烏野高校=24:18
嶋田「イッキニイタダキマスッ」
「ナイッサー!」