第10章 思う 思わない
烏養「…………試合前のやり取りで…なんの事かわかんなかったが………なるほどな
…あの1年セッターはまあ天才でやつなんだろう」
「ピクッ」
烏養「それと比べられたら凡人はたまったもんじゃない
が
トスとスパイクの一瞬の呼吸…そりゃあたくさんの練習と積み重ねた時間があるからできること
あの信頼関係は一朝一夕で築けるものじゃない
1年セッターにあるのが「圧倒的才能」だとしたら
こっちは積み重ねた「信頼と安定」
いいじゃねぇか…!今の烏野…!
もっと早く言えよ先生!バシバシ」
武田「いっ…何回も言いましたよ…僕…」