第2章 別れと出会い
古森「ねぇ、」
「はい?」
古森「部活終わったあとって暇?」
「まぁ、特には何も無いですけど」
古森「俺と聖臣さ、部活終わったあと自主練してんだよね
一緒に残ってくんない?」
「」
古森「あ、ほら、観察力いいじゃん?!だから、今日の練習でダメだな〜とか思ったとこ言って貰えたら
俺も聖臣ももっと頑張れる気がするんだよ」
「まあ、それがマネージャーの仕事だと思ってるんで、特に異論ありませんけど…」
古森「まじ!てか、やっぱりなんか堅い!かしこまってる!
良くない良くない!もっと自然体の方がいいよ」
「あって何日かで自然体にって無理難題だと思いますけど」
古森「あ、確かに」
「笑笑
ま、頑張ります笑」
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部長「今日の部活終了〜
自主練残るやつは〜佐久早と古森だけだな
他いるか
!
じゃあ、もよろしくなこいつらのことちゃんと」
「」
佐久早「!お前、何言った」
古森「いーや?残らない?って言ったらいいよって言うから残ってもらった笑」
佐久早「…」
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「あの…元也先輩もう少し重心低くして、そうですね…出来れば回転とかみれるくらいの動体視力欲しいです。身につけてください」
古森「無理難題なこと言うね」
「頑張ってください。それとそのままお返ししますそれ」
佐久早(元也…?)
「佐久早先輩は、手首柔らかいんですか?」
古森「うお、すご
今日一日でわかったの?!」
「普通に打ってる人とはちょっと違うなと、自分基準でも思いましたけど」
古森「そうそう、こいつめちゃめちゃ気持ち悪いほどに曲がるの」
佐久早「うるせぇ」