第15章 体育教師 冨岡義勇 錆兎
先生たちにお尻を突き出すような格好をさせられて、少しでも動いたらナカに入ったピンポン玉はコツコツと擦れ合う。
「力んどけよ」
パシン!
「ひゃう!いたい!」
錆兎先生の大きくて固い手のひらが私のお尻にフルスイングしてきて、乾いた音が炸裂する。
叩かれたところがジンジンと熱を持って、痛みを主張している。
「体罰で訴えてやるんだから…あっ、んん…」
私は前を向いているからどちらの手かは分からないが、熱を持ったお尻を指先で優しく撫でていて、こそばゆい快感が伝わってくる。
「俺と義勇で交互にあと4回か、一緒にまとめて4回かどちらがいい?選べ」
「どういう意味ですか…?」
「右を錆兎、左を俺が2回ずつ叩いたら4回分だ」
「え…?」
「もう後者でいいんじゃないか?こいつは我慢が出来んからな。一気に終わらせてやろう」