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ノゾキはダメです!!【短編集】【鬼滅の刃】

第14章 【炎柱】煉獄杏寿郎


杏寿郎はいつだって沙織の凛とした横顔が愛おしかった。
ツンと立った鼻に、ほんのり赤い紅をひいた唇。
美しい黒髪は高めに1つでくくられており、根元には自分が贈った簪が刺されている。
夕日と夜が混じったような色の羽織りが沙織を儚い存在にしたてあげていた。
杏寿郎は手ぬぐいを鼻に押し当て、大きく息を吸う。
すると、頭の奥まで刺激してくるように沙織の匂いが鼻の奥に立ち込める。

ーこんなこと、いけないとは分かっているが…

ずくずくと鈍い痛みのような主張をしてくるソコに手をあてがう。
もうひどくソコは熱く滾っており、ますます欲が掻き立てられる。
隊服の前をゆったりとさせ、熱くなった魔羅を露出させると、固く反りたっていた。
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