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【銀魂】トラブルメーカー☆

第4章 再会と出会い


軽く触れるだけのキス。

このキスにどんな意味があるかなんて知らない。

…知らない。

それを知ってしまったら何かが壊れてしまう…そんな気がした。

「お待たせしました。ハンバーグとサラダです」

徐々に熱が引いていく…そんな感覚がした。

蘭花は悟られないように笑顔でハンバーグを引き寄せた。

「最初にハンバーグが来たー!ねー総悟、食べてもいい?食べてもいい⁉︎」

「…どうぞ食べなせェ」

「じゃあお先にー!」

蘭花は口いっぱいにハンバーグを頬張った。

「ほうほー!ほれほいひいー!(総悟ー!これ美味しいー!)」

「…慌てなくてもハンバーグは逃げやせんよ」

沖田はクスリと笑った。

蘭花はごくんとハンバーグを胃に送り込むと、沖田の目の前にフォークを突きつけた。

「…ん!総悟にも一口あげるって言ったでしょー?」

沖田は目を伏せると、蘭花が差し出したハンバーグにかぶりついた。

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