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【おそ松さん】 養いたい!

第3章 転生したみたいですね



私の顔をみるなりそのメイドは顔を青くして私をベッドに寝かせ慌ててまた部屋から出ていった。

『メイドだ....。』

メイドなんて前世で見たのはメイドカフェと漫画とかそうゆうので見ただけで実際に家にいるってすごいわ......。それに旦那様と奥様ってパパとママの事だよね?学校でたまにしか会えてなかったしすごく久しぶりだなー。って仕事は休み?なわけないし
そんなことを考えていると、バタバタと足音が聞こえてきてバンッ!と勢いよく扉が開く。

「ふじ子!!」
「だ、旦那様!!」
「あなた!!気持ちはわかるけど、もう少し静かにしてあげて病み上がりなのよ?」
「ああ...すまない。だが私はふじ子が心配で」

息を切らしながら勢いよく入ってきたパパとその後ろからママとメイドが入ってきた。
ママに怒られてシュンとなるパパが可愛くてすこし笑いそうになる。

「ふじ子大丈夫か?」
「痛いところとか何も無い?私たちが誰かわかる?」
『大丈夫だよ。パ...お父様お母様あの...お仕事は大丈夫なんですか?』

「仕事は休んだんだ。娘が怪我をして目を覚まさないのに仕事なんてしてないだろ?あと、お父様じゃなくてパパだろ?」

な?昔みたいにと優しく微笑んで私の頭を撫でるパパ

「そうよ、お母様なんてやめてよ。ママって呼んで?」
『パパ....ママ....ありがとう。あ、あの私学校は?』
「あの学校にはもう行かなくていい。家の近くの学校に来週から通いなさい。」

『え....?』
「勝手に決めてしまってごめんね?でも私達あなたが心配なの。あこそに通ってまた怪我したらって思うと....。」

ぎゅうっと私を強く抱き締めて泣きだすママ。

『ごめんなさい....。学校のみんなに会えないのは少し寂しいけどママ達と一緒に入れるなら大丈夫』
「私達は、ふじ子が1番大事なんだよ。今日はもう休みなさい。」
『うん!』
「明日は一緒に私の職場に行くからね。おやすみなさい」

パパとママは私のおでこにキスをして頭を撫でる。そして思い出したようにパパが口を開く。

「学校は来週から、すぐ近くの赤塚高校だから」

安心しなさいと部屋から出ていく2人。

部屋には、ベッドで寝ている私とメイドだけだ
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