第6章 ナルシストじゃない。
そして次の日........私は走っていた。
「ねぇねぇ。なんで逃げるの?俺とデートしようよ」
『嫌です!』
「いいじゃーん。あっ!名前教えてよ名前。それぐらいいいでしょ?」
『嫌!』
私は逃げているこのしつこいセクハラ長男から廊下や外で会う度に声をかけてくるほんとにしつこい。
「えー!!名前ぐらいいいじゃん!!そっか!俺がかっこいいから恥ずかしくて言えないんだ!滲み出るカリスマ性ってゆうの?そうゆうのあると思うんだよね~」
『.......。』
走るのをやめひとりの世界に入るおそ松を無視して脱兎のごとく逃げる。
『はぁ、はぁ....ここまでくれば大丈夫でしょ。くっそなんであんなに声掛けてくるかな。めんどくさい』
屋上の扉を開けて人がいないのを確認する。
『よし、いないね。』
よく漫画とかアニメでみるあれだあの、屋上にでたらはしごがあって上に登れること。名前なんだっけ忘れたけど生前では出来なかったとゆうかなかったそこに登る。
『ここでサボったりするんだよね~。よし.....サボろう!寝よう』
今はお昼休み。行ってみたかった購買にパンを買いに行くと彼に遭遇してしまい逃げたので何も買えずお昼ご飯食べていないのだ。お腹が空いてはなんとやらってゆうし人生初のサボりやるしかない!こんな機会無いんだし??ぽかぽかと暖かくお昼寝には最高のシチュエーションだし?これは寝るしかないって!
ゴロンっと転がり着ていたカーディガンを脱いで毛布替わりにしてそのまま目を閉じて私は寝た。
肌寒さを感じで目を覚ます。
『寒っ!』
そう言えばまだ4月だった....。そりゃ寒いよね。
あたりを見渡すとまだ外は明るく運動部であろう声が聞こえてくる。欠伸をしながらカーディガンを着て立とうと
「あなたがすきだ!」
!?!?!?!?!?