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流れ星と
第1章 *流れ星
母と二人旅3日目の夜、大阪から新幹線に乗る。
東京に帰るんだ。
心さみしいような、満たされたような。温かい街は、あっという間に過ぎ去ってしまう。
あの子は誰だろう。帰ったら、いろんな子を調べてみようかな。
そんなことを思いながら…
過ぎ去る景色を眺めていると、流れ星が一瞬視界を横切った。
少し出遅れたかもしれない。けど私は
「さっき見かけたあの子が、絶対デビューできますように」と小さくつぶやいた。
夢は夢で、終わらない。
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