第4章 送られオオカミ【R18】《義勇》

「…これが普通かどうかはこれから桜田が検証してみればいいだろ？…これからずっと一緒なんだから…」

今度はみさの頬が染まる。


「…て言うか、もう入れてもいい？」

みさの太ももに富岡は硬くなったそれを押し付けられて、ビクリと身体を震わせた。
すっかりスイッチを切り替えたらしい富岡は、今や眉間に皺を寄せている。

「これ、我慢し過ぎて痛い…」

これ、と呼ばれた硬いものの先から溢れた先走りをみさの太ももに擦り付けて
富岡は苦しそうに、は…と息を吐いてみさを見つめた。
ぎらりと光る藍色の瞳に、再び身体の熱が沸き上がるのを感じてみさは口の中に溜まった唾液をごくりと飲み込んだ。

「…いいよね？」

同意を求める言葉を口にはしているが、みさの返事は求めていない富岡が
みさの両膝を胸まで折り曲げた。

秘部に硬いそれがあてがわれ
充血しきった蜜壷に押し入って来る。

「んぁぁぁっっっ！！」

内側からの甘い痺れにみさはビクリと背中を浮かせた。

「…っは、桜田
挿れただけで…またイった？」

「あっ、ぅ…っ」

「桜田の中、キツ過ぎ…」

快感に顔を歪ませた富岡は
桜田を揺さぶる。

「あぁぁ！！」

頭がじんじんしておかしくなりそうで
何かにすがりつきたくて
顔の横にあった富岡の腕に頬を付けて手を伸ばせばみさの手の甲を下にして指を絡められきつく握られる。

みさの頬に富岡の汗がぽたりと垂れて
快感に身を委ねて眉間に皺を寄せた富岡に
胸が苦しくなる。

ずん、と奥まで突き刺さったそれが
子宮の入口に当たって身体がガクガクと震えた。

「んんん…」

「は、ぁ…桜田、も、駄目かも」

舌と舌を絡ませて
激しく奥まで突かれれば
また快感の海に沈められて

「っ…あぁぁぁっっっ！！！！」

「っ、…くっ！」

ドクドクと
中の富岡のそれが脈をうった。
ふわりと浮かんだ意識の中で、頭の中が真っ白になるのが分かった。