第5章 No.5
その瞬間
男がふりかざした手を警官に捕まる。
警官「森俊也だね。麻薬所持の容疑で現行犯逮捕だ。」
森「はぁ!?もってないっすよ!!!こいつ、このいかにも悪そうな顔のやつの所為っす!」
警官「…こんな、ぼこぼこにされたやつが持っているのか?」
森「そ、そうに決まってんだろ!」
警官「暑まで行こうか。」
捕まった男はじたばたしながら警官に連れていかれた。
一緒にいた女も共犯らしく、一緒に捕まった。
ヤク中だったのかよ…さやかの彼氏…元カレか。
そりゃ怯えるわ。怖いわ。
さやかみてーなつえー女でも、怖いな。
よく頑張ったな。
俺はそう思って俺の顔を心配そうに覗き込む
俺はニヤついてさやかの頭を撫でようとしたら、
目の前が真っ暗になってしまった。