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虹色の月【鬼滅の刃/ 短編集】

第3章 冨岡義勇 (R18) □ 義勇痩せ我慢する




『……せめて…縄…を…解いてくれ。』
「んー、逃げない?」

『………無理だ………逃げられない。』
「ふふ、良いよ解いてあげるね。」


もう今更、逃げるなど出来るわけもない
ここまで快感に溺れさせられて、
心から好いている女が裸で己に跨ってきたら
いくらなんでも逃げるなどできないだろう。

シュルっと縄を解かれ手が自由になると
そのまま姫華の腕をつかみ
グッと顔を引き寄せる。


『………ずっと姫華に触れたかった。』
「………痩せ我慢しすぎよ、言葉足らず。」


2人はそう言葉を交わすとお互いに
貪る様な口付けをおくる。

絡まる舌はお互いを求め合い
口内から溢れる水音は直接耳を犯す。


「………っふ……っんっ………。義勇。」
『………っはぁ…もう…入れたい………。』


そんな素直なお強請りに微笑みながら頷き
硬いそれを下の口にあてがって グッと
腰を落とせば、ヌルッと驚くほど簡単に
ソレは中へと受け入れられた。


「………んっ…あっ…きも…ちっ。」
『………っ。はぁ……動いて……く…れ。』

「ふふ、…っあ、いいわよ………っあっ…んっ。」
『………くっぁっ。…姫華…っ…ふっくっ。』


まるでお互いのためにあるような形に
すぐに快感を覚え腰を上下に動かせば
甘い刺激が強烈に押し寄せてきて、
2人はそれを夢中になって受け入れる。


「…はっ…あっ……あぁっ…あっ義…勇っ。」
『姫華…は…綺麗だ………っくっ。』

「んっ……あっ…好きっ…ぁっ…ああっ!!」
『…………っくっ、あっ…駄目だ。で…るっ。』


義勇の声に答えるように腰を激しく上下させると
ドクンッといっそう大きくなった熱で
自分の中がいっぱいになり堪らず快感が
背を通り脳まで上り詰める。

「んっあっっ………ああっ!!んっあっ!!」
『…っぐっ!!…ぁ、…はぁ…はぁ。』


中でビクビクと震え、何度も何度も
ねつを吐き出すソレはとても甘く、
快感と共に感じたことのない大きな幸福感を
姫華は全身で感じていた。

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