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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第25章 強化合宿はじめます





し『ねぇ、私も真菰さんに
お手紙が描きたいです……。』

「うん、帰ったら一緒に飛ばそ。
女の子の友達欲しがってたから喜ぶよ。」


しのぶもきっと同じことを思ったのだろう
そんな優しいしのぶの背を__トン。と
優しく叩いてちょうど着いた木の根の穴へ
身を屈めて入っていく。



し『いいあんばいですが…獣臭いですね。』

「昼食の時に出る炭を撒いて
藤のお香を炊けば幾分マシにはなる。」



そう言いながら入口付近に香立を作り
藤のお香に火をつける。

___ふわっ。と薫る藤の香りは
穴の中へも入り込み 先住者の残り香を
ほんの少しだけ誤魔化してくれた。



し『今回の新しい 発 ですか?』

「うん、ちょっとまだ色々決めきれてなくて。
……なんとか間に合わせないと。」



とりあえず此処での用は終わった。と
穴から出て皆の元へ戻りながら
今はまだ2人でしか出来ない話を始める。

本来ならもっとゆっくりと確実に事を進めたい。
けれどどうにかこの3日で何とかしなくては。

ほんの少しだけ
の横顔にも焦りが見える。

自分にしか見せないその顔が
真剣なには申し訳ないが
どうにも可愛く見えてしまい
しのぶは___クスクス。と笑ってしまった。

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