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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第25章 強化合宿はじめます



そんな揃いの姿が可愛らしくて
はクスクスと笑いながら
ちょっとした洒落を思いついた。



「ふふっ。…藤の花は”豆科”だから。
だったら笑えるよねぇ、駄洒落みたい。」

杏『おお!!洒落が効いているなっ!!』

宇『けど、鬼が豆を嫌いってのは
よく言う話だから、派手に関係はあるかもな。』

実『…火のねェ所には噂はたたねぇからなァ。』

し『どちらにせよ、これが毒だなんて。
………鬼は…可哀想な生き物ですね。』

「私もココに来た時に同じこと思ったよ。
こんなに綺麗なのにね……勿体ないなぁ。」



何となくただの洒落ではなく
微妙に関係がありそうな発言に
それぞれ思考を巡らせていると
石段が終わり少し開けた場所に出た。



「こっちに座って少し休もうか。
今回の修行について話したいこともあるし。」


し『何だか……不思議な場所ですね。』
宇『綺麗なんだけどな。…派手に不気味だ。』

実『……この奥が鬼だらけだからだろ。』
杏『うむ。何とも変な心地だな。』


「(皆、感覚鋭いなぁ……。)」




先程までは藤の花の美しさに気を取られていたが
この開けた場所についてから
それぞれ何かしらの異様な違和感を感じた様だ。

少しばかり落ち着かないらしい。

皆感覚が鋭いのだろう、
威圧感に似た何かに静かに警戒を強める。



「ここはまだ大丈夫だから安心して。
とりあえず。ここが最終選別でも使われる
藤の檻で囲われた鬼の山だよ。」



そう言って平らな場所に__ひょいっと。座り
そのまわりを囲むように4人が座り込む。

とりあえず、それぞれ水分を取りながら
しばし酷く疲労した足を休める。

頃合を見計らってが
今回の修行について説明を始めた。


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