• テキストサイズ

【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第25章 強化合宿はじめます




「ここからもう切り替えてね。
目的地までの移動も修行っ!!
本気で来なきゃ置いてくよ!!」

し 宇 杏 実『『はいっ!!』』

「じゃっ。いってきますっ!!」


そう言って躊躇なく駆け出した
は明らかに異常なほど早い。

___トンっ!という踏切の音を残し
もう既にかなり遠い場所にいる。

それに残されたものは一瞬 ポカン。と
立ち尽くすがそれどころでは無いと
思い出して一斉に慌て出した。

…既に彼女は見えなくなってしまったのだ。



し『ほ、本当に置いていかれますっ!!』
宇『や、やべぇ!!急ぐぞっ!!』
杏『よもや!もう見えんっ!!どうする!!』
実『うるせェ!とりあえず走れェエ!!』


___ぎゃあ ぎゃあ。と騒ぎながら
弟子達4人も慌てて駆け出していく。

何て騒がしい旅立ちだろうか。
どうやらは湿っぽいのは御免なようだ。


槇『はははっ!!容赦ないなっ!!』
柚『ふふっ、義慈とどちらが早いですかね?』

義『あれ本気じゃねぇだろ。
………真面目に負けるかもしんねぇな。』

槇『さて、俺達も動かないとな。』

柚『あら?炎柱様まで
手伝いしてくれるんですか?』
義『ははっ!!こりゃ贅沢だな。』

槇『……任務の無い時だけだ、行くぞ。』
柚『はい、お願いしますね。』
義『俺らも寝れねぇーなぁ……。』


3人はゆっくりと動き出す。

彼等が鬼を切りまくるであろう事を予想して
藤の牢獄にぶち込む鬼を用意しなくてはならない。

見つけるのも一苦労。
捕まえるのも運ぶのも中々に面倒だ。

倒すよりも厄介なソレに
彼等の睡眠不足は、ほぼ確定だろう。


柚『(……いってらっしゃい…。
言わせて欲しいもんですねぇ。)』
義『(わざわざ駆け出しやがって。)』


柚 義『『(けどあの顔、照れてたなぁ…。)』』

槇『な、何をニヤついている…気色悪い。』


言わせてやるかとばかりに
駆け出したの顔は少しばかり
照れくさそうに頬を染めていて、

皆のいってらっしゃい。を見て
柚樹と義慈に同じことをされると
予想したのだろう。

恐らく間違いなく
熱烈になるであろうソレを
回避するために躊躇なく駆け出したのだ。

/ 1763ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp