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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第2章 おいでませ鬼滅の刃。




「家に帰ると家族が殺されていて。
焦って外に出ると、雪に人より大きな足跡が
山に向かってく残っているのを見つけたので
それを辿っていた所、途中で吹雪いてしまい…
軽装だったため、耐えきれず倒れてしまいました。」

とりあえず設定に添って説明すると、
義慈が鋭い目でこちらを見つめてきた。

義『なんでそんなに落ち着いてるんだ?』
「(まあ、流石にそう思うよねぇ…。)」

柚『無理のない程度で話せないかな?』**

そう優しく言われ、少し悩んだが
仕方ないかと、ポツリポツリと話し出す。

「私の本当の両親は薬に依存していて
狂ったように私の前で自殺しました。』

2人はその一言に目を丸くするが
何も言わずに聞いてくれるようだ。

「その光景があまりにも酷かったせいか
死体などに鈍感になってしまったんです。」

柚『(感覚が麻痺したのか…。)』

「今回殺されたのは養子にとって貰った
家の方達で、あまりよく思われていなくて
毎日死にそうな生活をしてたんです。
なので殺されても悲しいとかはありませんでした。」

義『ならなんで犯人の足跡を
追いかけるなんてしたんだ?』

「衣食住を与えて頂いた恩がありましたので。
せめて犯人だけでもと思ったんです。」

その声はとても無機質で
ただの義務だからやったんです。
と嫌でも伝わってくるような言い方だった。


の実際の境遇も
決して、幸せな物ではなかった。

実の両親は散々虐待したあげく
クスリを打って2人でヤりながら
目の前でお互いに刺し合いなが死んでいった。

それがあまりにも酷かったせいで
死体画像やグロ画像などに、
何の感情も持たなくなってしまう。
彼女が7歳の時の出来事だ。

その後、親戚に引き取られたが
そこでも、日常的に暴力を奮われ
毎日死ぬような思いをしていた。
その親戚は子供も含めて3人とも、
借金取りにボコ殴りにされた挙句
当たりどころが悪かったのかそのまま死んだ。

の人生はその親戚が残した借金を
ひたすら返し続けるだけのものだった。

当の本人は、小学校のイジメも
両親の虐待より可愛いものだったし、
それからは優しい人が多かったおかげで
謎のグロ耐性以外は恐らく普通の感情を
ちゃんと持ち合わせていたのが幸福だった。
と思っている様だが、それほどまでに
酷い人生だったのだ。

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