• テキストサイズ

団長と私の日常

第4章 反則です…


そして夕方頃になった。






(ジャンは馬小屋にいるって言ってたよね!よし、行ってみよう)
私は馬小屋に行った。







馬小屋に着くと、そこにエルヴィンがいた。



(団長!!ほんとにいた!ジャンありがとう!)
そう思い、エルヴィンのいる馬の近くまで行った。
そして、


「あ、あの!団長!これを、あ、え?」

「どうした?あぁ、にょほんか、何故ここにいるんだ?」
と、エルヴィンが返してきた。

「あっと…えっとー…
(やばい馬鹿じゃないの私は!なんでチョコを忘れてくるかね!もぉ…馬小屋に何しに来たの!ってなるじゃん!ただ団長見に来ましたー!って…私は変態か!もうどうしよう…夜しかないよね…暇か聞こう)
団長って夜とか暇ですか?」
と、私は焦りながら聞いた。


すると驚いたように
「?あぁ、今日は特に予定は無いが…
どうしたんだ?小屋まで来て、要件はそれだけか?」
と聞いてきた。


(だよね…だって手ぶらだもん…ほんっと最悪…)
「では、夜に団長の部屋に行ってもいいですか?」
と答えた。

すると、
「別にいいが……にょほんは結構積極的なんだな。いいと思うが」と、ニヤケながら返してきた。



(…?どゆこと?だって女子が渡すものでしょ?)
「?はあ…では、夜伺いますね!」と言って小屋を出ていった。

























夕食も食べ終わり、空はすっかり藍色になっていた。



(そろそろ団長の部屋に行ってもいいかな?)とう思って私は団長の部屋に向かった。


(チョコも持ったし!よし!おっけー!)
団長の部屋に着いた。すると、中から袋を持ったリヴァイが出てきた。

「あ、リヴァイ兵長お疲れ様です!」
(わあ、人類最強の兵士にあっちゃったよ…怖い)


「…あぁ、エルヴィンに用があるのか。部屋にいるぞ…あいつも大変だな」と最後は呟いていた。


「わざわざありがとうございます。」
そう言ってリヴァイが自室に戻るのを確認してエルヴィンの部屋をノックした。


コンコンっ「し、失礼します!にょほんです!団長に用事があってきました。」


すると、中から声が聞こえた。
「あぁ、入るといい。」
と、爽やかや声が聞こえてきた。
(ずっと聞いていたい声だなあ…ドキドキしちゃう)




/ 67ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp