第3章 ☆ 誠凛高校バスケ部‼
────次の日
今日から授業が始まる。
黒子くんも、私も中学の時と同じ様に授業を受けていた。
ただ、びっくりしたのは、火神くんは青峰くんと同じで授業中堂々と寝ていた事だった。
〜放課後〜
今日は雨。
なので、練習メニュー変更でロードが削られ、大分練習時間が余った。
リコ「5対5のミニゲームやろう!一年対二年で。」
リコ先輩の突然の提案に一年はざわついていた。
ちなみに先輩たちは去年創部一年だけで決勝リーグまで行っている。
でも、黒子くんなら大丈夫。
きっと火神くんを新しい光に選んだはずだから…
火神「ビビるとこじゃねー。相手は弱いより強い方がいいに決まってんだろ‼」
火神くん…やるぅっ‼
ゲームスタートの合図と共に火神くんがうごきだす。
思っていたより、スゴい…。
荒削りでセンス任せ…でも破壊力は半端ない。
二年生が押されてる…。
それより…黒子くんったら、本領発揮してよ〜!
火神「一番イラつくんだよ‼」
ジャンプ力が凄すぎる!
シュートをブロックした…。
「高っ……、もう火神止まんねー‼」
メガネの先輩「…わけにはいかねーなー。そろそろ大人しくしてもらおうか!」
やっぱり…火神くんに三人付け…。
いや、それぐらいしないと、今の先輩たちじゃ火神くんには勝てない…。
で・も!
誰か一人…忘れてますよ〜皆さん?
点差は開いていく。
「やっぱり強い…」
「てゆーか勝てるわけなかったし…」
「もういいよ…」
弱音をはきだす、一年生。
時雨「ちょっと…」
火神「………もういいって…なんだそれオイ‼」
黒子「落ち着いてください。」
く…く…黒子くんったら…。
膝カックンとか…度胸ある〜!