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黒子のバスケ☆黒子編☆

第3章 ☆ 誠凛高校バスケ部‼



辺りはしーんとなる。

リコ「す…スゴい…。」

先輩(あだ名ヒドイッ‼)

「可愛くて、情報吸収力もピカイチとか…」
「やば…、凄すぎ…」

リコ先輩は、ハッとした様に

リコ「あっ、火神くん!火神くんを視てなかったわ‼」

火神「…なんだよ?」

リコ(〜〜〜〜〜なっ、何コレ⁉すべての数値がズバ抜けてる…。こんなの高1男子の数値じゃない‼)

リコ先輩が驚くのもムリはない。

火神くんは、キセキの世代と同じくらいの才能を秘めてる。

でも、発展途上。

メガネの先輩「カントク!いつまでボーッとしてんだよ!」

リコ「ごめんっっで、えっと……」

メガネの先輩「全員視たっしょ。火神でラスト。」

リコ「あっそう?…れ?………黒子君てこの中にいる?」

「あ!そうだ帝光中の…」
「え⁉」
「帝光ってあの帝光⁉」
「黒子!黒子いる〜⁉」

あー…、やっぱこうなるのね…。

リコ「今日は休みみたいね。いーよ、じゃあ練習始めよう!」

黒子「あの…スミマセン。」

みんな、動きがピタッと止まる。

黒子「黒子はボクです。」



リコ「きゃぁぁあ⁉」

体育館に響くリコ先輩の悲鳴。

私にとっては日常茶飯事。

みんな、あり得ないと騒ぎ出す。

「…え?じゃあつまりコイツが⁉『キセキの世代』の⁈」
「まさかレギュラーじゃ…」
「それはねーだろ。ねぇ黒子君。」

黒子「…?試合には出てましたけど…」

「だよなー…うん?」
「え?…え⁈ええええ〜〜〜〜⁈」

信じランね〜という顔で皆こっちを見る。

時雨「出てましたよ!」

私の一言で、皆固まっている。

リコ「ちょっ…シャツ脱いで‼」

リコ先輩は黒子くんの体を見て、驚愕していた。

それもそうだ…。

彼はそういうのじゃ、ないから。

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