• テキストサイズ

貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第1章 甲斐の虎



「そんなことがあったんだ…」

武田信玄は信長様を恨んでるってことか…

あの城下で会った軟派な信玄と、獣のような目をして戦場にいた信玄…
あの2人が同一人物だなんて…なんだか信じられない



それから話しは武田信玄の話しからそれ、私は家康から言われた書物を取りに書庫へ向かった


書庫へ行くと、光秀さんと三成君が居た

何やら2人で話している
どうやら謀反を企てた首謀者について話してるようだった

お邪魔かな?

と思いつつ声をかける


「光秀さん。三成君」

「乃々様。何か探し物ですか?」

「どうした?仔猫?迷子か?」

「それ、やめてください!」

三成君が優しく声をかけてくれるのと対照的に、光秀さんにまで信長様とのことを揶揄われて、頰を膨らませて抗議する。

「まぁまぁ。乃々様。何をお探しですか?私がお手伝いしましょう?」

三成君に諭され光秀さんに舌を出す。

特に興味があったわけではないけど、謀反の首謀者のことが気になって三成君に聞いてみた


「あの謀反の首謀者はやはり武田信玄なんですか?」


/ 686ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp