• テキストサイズ

イケメン戦国 《短編集》

第8章 「幸せな一日を」上杉謙信 《BD小説》


今日は誕生日当日。
家臣の人達も朝から忙しそうにしている。

「舞」

ふと襖が静かに開くと謙信様がいた。

「どうかしましたか?」
「佐助に今日は一日休めと言われてな」

佐助くんが…?と思いつつ、
出来上がった着物と羽織を綺麗に畳んだ。

「謙信様、お誕生日プレゼントです。」

部屋に入り胡座をかいて座っている謙信様の前へと置いた。

「これは…?新しい羽織と着物まで作ったのか?」

謙信様は驚いた顔をしていたが、
心配そうに眉を顰めて私の顔を見つめる。

「あまり時間が取れなかったので
刺繍も少し雑になってるかもしれませんが……」

謙信様は羽織と着物を広げてじっと見ている。
……どうだろうか??

/ 78ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp