第4章 電気くんとおうちデート
ピンポーン。
チャイムを押す。
しばらくして、ガチャっとドアが開いた。
そこから顔を出したのは、
「やほー、電気元気ー?」
「うぇーい!花子!電気元気ー!ってラップかよ!うける!」
電気とは漫画の趣味が合って仲良くなった。
オススメの漫画あるよーうちに読みに来るー?って誘われたので、二つ返事でOKしたんだ。
「お邪魔しまーす。」
「おう!……あのさ、き、今日夜まで親いねえからたっぷり騒ごうぜ!」
「そーなんだ!……じゃあ、ふたりきり、だね?」
てか、そういう日、狙ったんでしょ?
そういう意味をこめて電気の顔を見上げる。
ぐっと言葉を詰まらせた彼としばらく見つめあう。
「なーんちゃって!ねー、電気の部屋どこー?」
「え、ああ、こっちだぜ。」
ちょっと先入ってて、飲みもん持ってくるわと言って部屋にひとり残される。
電気の部屋は、なんかチャラくて、でも男の子って感じの匂いのする部屋だった。
一通り部屋を眺め終わって、ベッドの下にエロ本とかあるかなー?と思いながらベッドの下を覗き込んでいると、ドアが開いた音がした。
「……!?お、おい花子!何してんの!!」
「え、やっぱりベッドの下にエロ本隠してるん?」
「ちげえよ!おま、スカート!見えてる!」
「あ。」
隠すように身体を起こしてスカートを抑える。
えへへと笑って電気を見上げる。少し顔が熱い。
スカート気にしなさすぎだな、恥ずかしい。
「見ちゃった?」
「あ、ああ、バッチリな。」
「……興奮した?」
「そ、そんなことなっ……!?」
そういいながらも、電気のアソコは勃っちゃったみたいだったので、ズボンの上からスリスリ撫でてあげた。
顔を逸らしてた電気は、あたしが近づいてきたことに気づかなかったみたいでビクッと身体を揺らしたけど、飲み物をこぼさないように我慢してるみたい。
「こぼしたら大変だから、ちゃんと持ってるんだよ。」
動揺する彼のベルトを外し、ズボンを下ろす。ぱんつの上からでも形がくっきり分かるくらい勃起してる電気のおちんちんを優しく撫でながら、口ではむはむと刺激する。
うん、ガチガチだ。敏感だねぇ。
「あはは、電気元気じゃーん!」
「……っ!お前な、」
「ねえ、ベッド行く?」
「……飲み物、置かせてくれよ。」