第6章 消太さんのおしおき
「お前はどうして言うことが聞けないんだ?」
「ご、めんなさっ、ぁンっ、ゆるして、ぁ、ぁああ、ッ!」
消太さんの言いつけを守れなかったあたしは、絶賛おしおき中です。
後ろ手に手錠。首と膝は鎖で繋がれ身体の自由はきかない状態。
そのまま捕縛布で椅子に括り付けられながら、クリにはリモコンローターを付けられ、バイブも突っ込まれて放置されてる。
ちくびには鈴クリップを付けられてるので、身体がビクンと反応する度、リンと澄んだ音がしていやらしさを際立たせるのが恥ずかしい。
「だめぇ、また、またいく、いくぅうう゛!んぁぁああああ゛っ!!」
「イっていいなんて言ってねぇだろ。」
だから、言うこと聞けって。
そう言って消太さんがカチッとスイッチを動かしたので、クリに付けられてるリモコンローターの振動が強くなる。
「ッぁあああ゛あ゛!!ごめんなさい、やだ!もう、んんん゛!しんじゃう……ぁああ゛ッ!!」
「……。」
「も、おもちゃ、やだよぉ……ぁんっ、さわって、消太さんの、ほしいからぁ、んぁあああッ!」
「……俺は残ってる仕事片付けてくるから、大人しくしてろよ。」
消太さんは部屋から出てってしまう。
やだ、ひとりにしないで、これ、外して、止めて!!
何分経ったのか、もしかしたら何時間なのか、もう分からない。
椅子の下にはあたしから滴り落ちる液体で水溜まりが出来ている。
声を出しすぎて喉が痛い。掠れてきた。
なのに気持ちよすぎて声を出さなきゃ耐えられないんだ。
「……ぁああああ゛……ッ!あっ、ああ、んぁぁあああ゛!!……んっ、ぁあ、……んん、ぃ、ぁ、ぅうう゛う゛ああ゛ッ!」
ガチャリ。静かにドアが開く。
消太さん!
やっと解放してもらえるのかな、そう思って安堵したのもつかの間。
彼の手には、ボールギャグと、ビーズが連なったようなものが。
「ぁ……ぁあ……ぅうう……」
「随分楽しそうだなあ、花子。」
「消太さ……も、ゆるして……!」
「うるさくて仕事になんねえから、これ付けとけ。」
口にボールギャグを突っ込まれる。
口が閉じれないので、ダラダラとヨダレが垂れてしまう。
消太さんに外してと訴える目を向けたが、
「なんだよ、まだ足りないのか。この淫乱。」
容赦なく、アナルビーズをつぷっと入れられた。