第5章 轟くんにおねがい
「……えっ?」
「……ほら。」
轟くんはあたしの肩を押して便器の蓋の上に座らせる。脚もその上に乗せて……M字開脚の状態。
恥ずかしくて閉じようとした脚を力ずくで開かれる。
自分で脚を持て、見せろ。そう言わんばかりの視線に、私は従う。
使い物にならないぐちょぐちょのぱんつを、轟くんは剥ぎ取り、それをぺろりと舐め、ぢゅっと吸い付いた。
「ちょ、轟くん何して……!」
「お前、そんなの突っ込んで今日授業受けてたのか。」
あたしの質問を無視して、あたしのナカにあるものを見ながら彼が問いかける。
「……うぅ……あたしの、せいじゃない。」
「……誰の指示だ?」
それは……。と答えられないでいると、ふぅん。と興味なさげな返事が来た。自分が聞いたくせに!
そのまま彼はまだおもちゃの入ったあたしのおまんこをじーっと見つめる。
見られてる。恥ずかしい。でも、興奮、する。快楽に飢えたあたしのが、ヒクヒクと痙攣してるのが分かる。早く、触ってほしい。
「……俺は触らねえからな。」
「!!な、なんで!ねぇ、お願い、お願いします。触ってよぉ!自分で触ったらダメなの、」
「そんなこと俺は知らねぇ。」
冷たい轟くんの目があたしを見る。
しばらく我慢したけど、見られてるのに興奮しておもちゃを締め付ける度に刺激されて、どんどん我慢できなくなってきた。
もうだめ。恐る恐るおもちゃに手を伸ばす。
「……ぁ……!」
「……。」
「……んんッ!ぁ、はっ、……ぁ、ぁあっ!」
やばい、気持ちいい、手、止まんない。
ごめんなさい消太さん。言うこと聞けない子でごめんなさい。
ずっとずっと欲しかった刺激。タガが外れたように激しくおもちゃを出し入れしたり、擦り付けてゴリゴリとGスポットとクリを刺激する。
気持ちいい。気持ちいいっ……!でも足りない、奥に欲しいのに!
これじゃ届かない。でも、気持ちいい!
声も我慢できなくなってきたところで、轟くんに口を塞がれた。彼の綺麗な唇で。
「んぅっ!?……ん、ちゅっ、はぁっ、んん゛っ!」
「お前、やっぱり美味い。」
そう言って轟くんはあたしの首筋を舐める。汗ばんだ肌を味わうように。
その刺激も気持ちよくて、誰かに触れられたってだけでイきそうになってたら、ぱんつを口に突っ込まれた。うるせえってことなんだろう。