第5章 轟くんにおねがい
「じゃー、次のやつ、前出てこれ解け。」
「はい。……っ!」
「花子ちゃん?どしたん?大丈夫?」
答えを書き終わり、席に戻ろうとするお茶子ちゃんにすれ違いざまに心配される。
だめ、このままじゃ気づかれちゃう。
「う、ううん、大丈夫、気にしないで!」
そう?と心配した様子のお茶子ちゃんを後目に黒板に向かう。
ごめん、お茶子ちゃん、ありがとう。
早く、早く書かなきゃ。……スイッチを押される前に、
「ぃい゛っ!?」
「おい、大丈夫か?……?お前、なんか顔赤……」
「お、尾白、くん!大丈夫、ぶつけてちょっと痛かっただけだから……っ!」
ありがとう!そう精一杯の笑顔で伝える。
言い訳になってない自覚はあるけど、頭回らないし無理!
なんだか尾白くんまで顔が赤い気がするけど、そんなことより今は。
消太さんをキッと睨む。
なんでもない顔をしてあたしに見向きもしないせんせー。
ひどい。せんせーのせいなのに!
今日の朝。
せんせーのお家で目が覚めたあたしに、彼はこう命令した。
これ、今日一日中挿れとけよ。
そう言って手渡されたのは、でこぼこのある平たい楕円形から枝分かれしたちっちゃいおちんちんみたいなのがついてるやつ。
バイブ……?にしてはちっちゃいけど。
そう思って観察してると、焦れったくなったのか消太さんはあたしを押し倒してぱんつを剥ぎ取った。
そのままそのピンク色のバイブもどきをグイッと挿入する。
いきなりだったからちょっと挿れづらかったけど、挿れられて分かった。
これ、やばいやつだって。
平たいやつのでこぼこが、クリに当たって、ちっちゃいおちんちんはGスポットをぐりぐりする。
「え……これ、今日ずっと……?外しちゃ、」
「ダメに決まってんだろ。自分で触るのも禁止。……じゃ、またあとで。」
そう言ってさっさと学校に行っちゃう消太さん。
こんなの無理だよ……!
そう思いながらもきちんと学校に来てこれが最後の授業。
せんせーとすれ違ったり、気づかないうちにそばにいたりされて、その度にスイッチを入れられた。
強力な振動の刺激は凄くて、声を出さないように必死で耐えて。でもイきそうになる度に止められて。
めっちゃ頑張ったけどもう限界。早くおちんちん突っ込んでぐちゃぐちゃに犯してほしい。それしか考えられない。