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ある世界の物語

第1章 はじまり


私は崖をぼんやりと見た。



いつもと変わらない


そう思い



次の動作に移ろうと



崖から目線を変えようとする



だけど



なにかがあった。



いや、違う



動いている



なにかがある。じゃない



なにかがいる。



私はそのなにかに目を奪われ



興味を持ってしまった。




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