• テキストサイズ

『イケメン戦国』永遠に紡ぐ恋ノウタ

第1章 貴方と永遠に歩んでいきたい『前編』❥伊達政宗


「おい、何言ってんだよ?」
そう言いながら政宗がこちらに手を伸ばす。

華の頬に触れそうになったが...

「やめてっ...!」


「!」



政宗が呟く
「お前...」




その言葉で、はっと我に帰った華は
「っ...ごめん」
そう言葉では謝ったものの、政宗に対する疑惑は晴れないままだ。

「おい、ほんとにどうしたんだ?」

政宗がそういうが、私の耳には入ってこない。

ただ、政宗に裏切られたという気持ちだけが私の周りを渦巻いていた。



私。どうしたらいいの???













___その晩は久しぶりに別々の布団で寝た。




政宗も何も言わずに別々に寝ようという私の意見を聞いてくれた。


それで私の想いも晴れるはずがなく。



翌朝も気まずい雰囲気が流れていた。

「...じゃあ俺今日も視察だから、もう行くな。」







________嘘つき。



「...うん」



もうどうなってもいいや。


そんな想いで頷いた。




私はもう政宗に愛されていないのだから_____。






/ 487ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp