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《identity》R18

第8章 初めての試合(ハスター)


「ねえ、ジャック?」

「なんですか?」

ソファーでリッパーさんの膝の上に乗せられて、2人でお茶をしていた時、ふと気になることがあった。

「私ってゲームに参加しちゃいけないの?」

「何言ってるんですか!!こんなか弱くてまだ鯖にもハンターにもなりきってない子がいったらへんな次元へ飛ばされますよ?」

「ひぃ、……」

「だから、を素敵なハンターにしてあげましょうね。」

「(一応前の世界では鯖専だったんだよなぁ、……)」

いつ前の世界に戻れるんだろう、いや、戻りたくないかな。
そのくらいこの世界と人達が好きになってしまった。
私の推しが目の前にいるなんてそれだけで幸せじゃん。

「。私も紅茶を飲んでみたいです。」

「え?ジャック、紅茶嫌いだってジョゼフさん言ってなかったっけ?」

「うるさいですね!!紅茶くらい飲めますよ!!」

「まあまあ、……笑……わかったから。ほら、今日はレモンティー。暖かくて美味しいのよ。」

「……」

無言で飲んでいくリッパーさん。
紅茶苦手なんだよね?さっきからコーヒー飲んでるけど……

「なんか、……a(((「ーーーーーーーーーー!!!!!」

リッパーさんが感想を言うと同時に玄関のドアがバンっと開き、イライくんが入ってきた。

「び、びっくりした!!どうしたの?」

「ちょっと!!今感想を……「が今日の鯖に選ばれてる!」

「「え!」」

「……鯖ですか!!ハンターは誰ですか!!」

「今回のハンターは……ハスター様だ。」

「なんで私じゃないんですか!」

「多分荘園の主が優鬼するからだめだって司令出してんじゃないの。お前に甘いし?」

「確かに…… を殴るなんて出来ませんけど……」

「わ、私今日すぐにでるの!?」

「うん。能力は知らない((」

「えー、……」

「そんなの安全じゃないです!!!今すぐ交代させなさい!!」

「無理だよ。いつも突然だからね。」

「はぁ、…… ……気をつけてください。ハスターはまあまあ厄介なので。」

「わかったよ。ジャック。行ってくるね。」

「なんで置いていこうとしてるんですか?」

「え?」

また小さい姿に戻るリッパーさん。
いわゆる連れのペットである
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