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【リヴァイ】いつか地平線を眺めるなら【進撃の巨人】

第91章 ◇第九十話◇愛されるより愛したい、嘘、本当?【恋の行方編】


リヴァイ兵長の執務室兼自室の扉に背中を預けて寄り掛かり、私は部屋の主の帰りを待っていた。
夕食前には会議は終わると言っていたから、そろそろなはずだ。
部屋に戻ってからでもよかったけれど、ハンジさんに渡したい書類もあるし早めに来れば、会議から戻ってくる上官達にも会えるだろうと思った。
それに、検査の結果も気になる。
この結果が良ければ、リヴァイ兵長はそろそろベッドの上以外は外出禁止令を取り消してもらえるだろうし、そうなればー。
私の役目も終わる。
本当は、ただ、早く会いたかった。
リヴァイ兵長の顔を、見たかった。
最近、毎日、朝から晩まで一緒にいたから余計に、リヴァイ兵長の顔を見ないと落ち着かなくて、酸素を失ったみたいに苦しくなってー。

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