• テキストサイズ

【リヴァイ】いつか地平線を眺めるなら【進撃の巨人】

第49章 ◇第四十八話◇ポジティブシンキング【恋の行方編】


書類の提出に向かう途中の廊下で、モブリットさんと歩くハンジさんを見つけた。
私が声をかける前に、気づいたらしいハンジさんが声をかけてくれる。

「やぁ、!書類の提出?」
「はい、壁外調査の報告書です。時間があれば、執務室で見てもらえますか?」
「いいよ、いいよ~。もうここで見ちゃうね。」

軽いノリで言ってハンジさんは、私から書類を受け取った。
胸ポケットから取り出した眼鏡をかけて、書類を読みだしてすぐ困った表情で顔を上げた。
何か間違いがあったのだろうか。

「ミスがありましたか?」
「いや、とってもよく出来た報告書だとは思うんだけど、
 これは提出先は、私じゃないんだよ。」
「え?」

ハンジさんが困った顔をした理由はよくわかったが、今度は私が首を傾げた。
/ 1058ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp